鰍/カジカ

カジカの概要

カジカは国内で上流の河川に見られますが、最近では水質が悪くなっていることから少なくなっている傾向にあります。世界的には数百を超える種類が確認されていますが、国内ではおよそ百種類ぐらい知られています。これは海水産と淡水産を合計したものですが、うち半分は日本独特のものと考えられています。仲間となる種類では、ケムシ、ツマグロ、トゲ、シモフリカジカがあります。ケムシカジカは汁物として卵と同時に調理される種類であり、産卵期は冬です。分布域は東北近海となります。ツマグロとトゲカジカは共に東北より北側に見られ、後者の方が短い全長になっています。シモフリカジカは日本海北側か北海道の東側沿岸に見られます。尚、河鹿・鰍(カジカ)はマゴリや山ノ神、鮴(ごり)とも呼ばれています。

カジカ/期待される効能・効果

血栓の形成を抑えたり、骨を丈夫にする働きがあると言われています。また、アレルギーの抑制作用や貧血改善、肝機能強化などの作用もあるとされます。その他、脳の働きを保つのを改善したり、高血圧や動脈硬化の予防に役立つと考えられています。含有される成分には、ドコサヘキサエン酸(DHA)やエイコサペンタエン酸(EPA/IPA)鉄、亜鉛などがあります。ドコサヘキサエン酸は老人性認知症を改善し、神経組織の働きを保ったり、記憶力を高める役割があると言われています。また、癌を抑えたり、コレステロールを減少させる他、アトピー性皮膚炎などを改善する作用があると考えられています。エイコサペンタエン酸は血栓を抑える役割やコレステロールを下げる働きがDHAよりも優れていると言われています。また、癌や動脈硬化、高血圧の予防に有用とされる他、アレルギー症状の改善にも役立つと考えられています。鉄は酸素の運搬や細胞への酸素取り込みに関わっています。貧血の予防に有用とされている成分です。亜鉛は、味蕾(みらい)と呼ばれる細胞の形成や生殖機能維持に重要とされる成分です。免疫反応やインスリン合成、糖質代謝、蛋白質及びDNA合成に関与する酵素成分として、これらの作用を補助していると考えられています。