鰈/カレイ

鰈/カレイの概要

カレイ目鰈科に分類され、その種類も日本近海で二十種類以上存在すると考えられています。マガレイ、ムシ、ナメタ、ヤナギムシ、マコ、イシ、マツカワ、ソウハチといったものが広く知られています。体長凡そ四十センチ程度で、歯が有眼側になく、無眼側にあるものをマガレイと言います。体長凡そ四十五センチ程度で、鱗に全身覆われているものをマコガレイ。体長凡そ四十センチ程度で、斑紋を体表にもつものをムシガレイ。石状の突起物を持ち、滑らかな皮膚をしているものをイシ。ヌメリが体表に多い、ナメタ。黒い縞が、尾びれや背びれにあるマツカワ。薄くて細長い体を持つヤナギムシ。少し口が大きく、楕円形で細長いソウハチ。

カレイ/期待される効能・効果

肌の美容作用、抗ストレス作用、老化防止など。鰈は、脂質の少ないダイエット食品と言えます。100グラム中、たったの2グラム程度という低さです。また、ヒレの付け根の肉は、エンガワと呼ばれ、珍味として重宝されています。エンガワには、コラーゲンが多く含有されていますので、アンチエイジングとして、若返り効果も期待できます。ただ、鰈を煮てしまうと、コラーゲンはゼリー状になって、エンガワから流れ出てしまいます。コラーゲンには、熱によってゼリー状に変化してしまう性質があります。