鮪/マグロの概要
サバ亜目サバ科に分類され、クロマグロ(ホン)、キハダ、ビンナガ、ミナミマグロ(インド)、メバチといったものがあります。クロ鮪の幼魚はメジナと呼ばれ、成長すると太い紡錘形の体になります。キハダは、成長すると黄色みを帯びた体色になり、体は紡錘形となります。ビンナガは、非常に胸びれが長く、紡錘形をした体を持ちます。ミナミ鮪は、クロ鮪と良く似ていて、メバチは、三か月形をした尾びれを持ちます。尚、クロ鮪で中房と呼ばれる重さ二十五キロ前後のものは、脂が乗り、酸味と甘味のバランスが良いため、美味とされています。
マグロ/期待される効能・効果
高血圧症状、動脈硬化、脳卒中、骨軟化症の予防と改善など。また、肝機能を高める作用があるとも言われています。脂身であるトロには、DHA(ドコサヘキサエン酸)やIPA(イコサペンタエン酸)が豊富に含まれ、血中のコレステロール値を低下させ、血液をサラサラにすると言われているため、脳卒中などの予防に有効とされます。また、DHA(ドコサヘキサエン酸)やIPA(イコサペンタエン酸)の含有量は、魚の中でもトップクラスと言われるほどです。そして、血合い肉には多くのタウリンが含有されていて、このタウリンも血中コレステロール値を低下させる働きがあるとされています。その他、カリウムも含まれていて、余分なナトリウムを排泄し、血圧をコントロールするのに役立ちます。