鰆/サワラ

春の魚で知られる白身のサワラです。サワラはスズキ目サバ科に分類され、側扁形をした体は細長くなっています。青褐色の斑紋が体側に多数見られ、吻(ふん)と頭部は尖り、成長すると体長は凡そ一メートル程度となります。サワラの旬は、十月から三月にかけてで、美味とされる寒ザワラは、産卵期前の一月から二月にかけてのもので、脂が乗っています。サバに含まれる水分と比べると、サワラのそれは少ないものとなっているため、柔らかい身肉になっています。そのため、食感が非常に滑らかなものとなります。サワラを選ぶ際は、銀白色をした腹部をしたもので、波状の側線や青い斑点、黒色を帯びた藍色の背中部といったものの色の違いが明瞭に現れているものが良いとされます。

サワラ/期待される効能・効果

高血圧症状、皮膚疾患の改善と予防など。カリウムを豊富に含み、高血圧症状の方に勧められる魚です。このカリウムは、ナトリウムとのバランスを取るため、必要の無いナトリウム(塩分)は、体外へ排出する作用を受け持つとされています。塩分は、体内の水分を蓄積する作用があり、摂取し過ぎると、血液の量を増加させます。血液が増加すると、血圧は上昇し、高血圧症状を引き起こすことになります。また、魚に含まれる良質なタンパク質も塩分を体外へ排出すると考えられていますので、高血圧を発症している方には、肉より魚のほうが良いと言えます。