蛸/タコの概要
タコで食用とされるものでは、マダコ、イイダコ、ミズダコ、テナガダコがあります。マダコは淡い腹面色をしちて、赤褐色の吸盤を持っています。イイダコは、体の表面が滑らかで、飯粒のような卵を腹部に持ちます。名称の由来もここからきていて、蛸の中では小型のものとなります。また、眼に近い腕には、丸い紋が見えます。ミズダコは、脚の間の傘幕が大きいものとなっています。旬はマダコで秋から冬、イイダコで三月から五月、ミズダコで秋から冬となっています。蛸の栄養面では、イカのそれと似たようなもので、カロリーも低くなっています。品質は、茶色の体表が良いとされ、これは茹蛸の場合となります。一般に蛸は生より茹たこを購入されるケースが多いとされます。タコの生では活ものが良いとされています。
タコ/期待される効能・効果
心臓病、動脈硬化、肥満の改善と予防など。また、亜鉛による味覚障害の改善、肝機能亢進作用も期待されます。タコにはタウリンが豊富に含まれております。このタウリンが血中コレステロール値をコントロールすると考えられており、血管内に血の塊ができる血栓や動脈硬化などの生活習慣病を未然に予防し、改善すると言われています。またたこには亜鉛も多く含まれていますので、亜鉛不足による味覚障害を未然に防止すると考えられています。その他、アセチルコリンという成分も含まれており、これは神経の作用を休めさせると言われています。