鱈/タラの概要
鱈目タラ科に分類され、スケトウダラと真鱈(まだら)があります。大きな頭は尖っていて、側偏した体型をしています。成長すると凡そ六十センチ程度となります。旬は秋から冬にかけてで、水分を多く含み白身魚の代表格です。脂質が非常に少なく、加工品などの蒲鉾といったものに利用されています。また、脂質があまり含まれていないため、消化の良い魚とも言えます。一方マダラは銀白色をした腹部は膨れており、細長い体をしています。成長すると凡そ一メートル程度となります。旬は冬で、脂質は少なく、水分が多くなっていてアッサリとした味をしています。選ぶ際は黄金色の鱗をした光沢のあるマダラが新鮮とされています。料理では、粕漬け、ちり鍋、白子鍋、塩焼き、味噌漬け、といったものに使われていて、鮮度が良い鱈では刺身などにも利用されます。
タラ/期待される効能・効果
肥満の予防改善、亜鉛による味覚障害の予防と改善など。鱈は白身魚の中でも脂質が少なく、ダイエット食に適していると言えます。また、たらには、スケトウダラとマダラがありますが、タラコは一般にスケトウダラの卵のことを言います。タラコは卵ですので、その栄養価は高く、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、ナイアシン、銅、亜鉛などを含みます。中でもビタミンEの含有量は豊富で、その抗酸化作用によって老化を防止すると言われています。