鱈/タラ(生)

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タラ/まだら・生

「タラ/ まだら・生」に関して1切れ約90g中の カロリーを国の基準で評価した場合、3.47%含有し、69.3k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1切れ約90g中の 成分は、ヨウ素(242.31%:315μg)、次はセレン(111.6%:27.9μg)、そして、ビタミンB12(48.75%:1.17μg)、ナイアシン(32.25%:3.87mg)、蛋白質(31.68%:15.84g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆10%
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鱈/タラ


通常タラは、マダラをいい、食材としては鱈こ、白子、棒だら、切り身、すき身だらといったものになります。鱈の仲間では、チゴダラ、ソコダラ、スケトウダラ、コマイといったものがあり、日本では凡そ90種類にのぼります。中でもスケトウダラの漁獲量は世界規模で一番となります。白身魚の代表格の鱈ですが、鮮度が落ちやすいという欠点があります。これは、直ぐにイノシン酸の分解が進行するためで、その分、鮮度も低下しやすいものとなります。鱈は、淡白な味わいで脂質量が多く、体長は一メートル近くなります。スケトウダラは、冷凍すり身として加工されることが多く、練り製品の原料として、蒲鉾(かまぼこ)、魚肉ハムといった商品に用いられます。体長は五十メートル近くになります。スケトウダラとタラはその外見上良く似ていますが、スケトウダラの髭は短く、下あごの方が突出する形となります。一方たらの方は髭が長く、上あごが突出しています。コマイは淡白な味わいとなります。独特の匂いがする生干しは珍重されていて、他にも干物、棒ダラといったものがあります。たらの栄養面では、肝臓に脂肪が多い反面、肉に含まれる脂肪はかなり少ないものとなります。またたらの肝臓に脂肪が蓄積されているため、そこに含有されるビタミンAの濃度も高いものとなります。
別名:たら切り身(魚体全体から調理する場合、廃棄率:65%、廃棄部位:頭部、内臓、骨、ひれ等)