鱈子/タラコ

タラコは日本人の嗜好に合う一番普及している魚卵で、スケトウダラの卵巣が原料となっています。最近では日本産の鱈子が少なくなっている傾向にあり、輸入物のロシア産やアラスカ産のものが沢山見られるようになっています。輸送技術に進展から生のタラコでも入手可能になっています。種類では、紅葉子(モミジコ)やマダラコの他、フグ卵巣の糠漬けなどがあります。モミジコは俗に言うタラコのことで、着色して赤っぽくしたものです。原料の卵巣はスケトウダラであり、これを塩蔵したタラコです。マダラコは卵巣の袋がついたままなので、中身を取り出してから用います。取り出した際には一粒一粒が分離してバラバラになってしまうのが特徴です。原料の卵巣はマダラです。フグ卵巣を用いた糠漬けは、最初に塩漬けして一年ほど寝かせます。更に二年以上の期間糠に漬けることで、毒を除去するもので、石川県の名産のタラコになっています。

タラコ/期待される効能・効果

皮膚や脳の働きを保つのを改善したり、肝機能を高める作用があると言われています。また、血栓の形成を防いだり、動脈硬化を防ぐ働きもあると考えられています。含有される成分には、ビタミンEやパントテン酸、ビタミンB2、亜鉛などがあります。ビタミンEは赤血球の溶血や細胞の老化を防ぐ働きがあると言われています。過酸化脂質の生成を抑制したり、血中LDLコレステロールの酸化を防止する作用もあるとされます。更に末梢血管を広げて血流改善する作用があると言われていることから、血行障害を原因とする冷え性や頭痛、肩凝りの改善に役立つものと考えられています。パントテン酸はコエンザイムAの原料であり、体組織すべてにとっての必須ビタミンと言われています。ビタミンB2は細胞再生やエネルギー代謝などに関わっていると考えられています。亜鉛は様々な酵素の構成成分になっており、DNAや蛋白質、インスリンの合成にも関わっているとされます。また、味蕾と呼ばれる味を感じる細胞の新陳代謝にも必要な成分です。