松の実/マツノミ

マツノミは西洋で聖書にその名称が記載されていることから栽培も古くから行われていたと考えられます。また、中国においてもマツノミが滋養強壮目的で昔から使われていたそうです。分布域は地中海地方にカサマツが見られます。中国の東側や台湾、ベトナムでは台湾赤松が見られます。松の実(マツノミ)はマツ科マツ属に分類され、食用にされる種類は限定されます。ナッツパインや朝鮮ゴヨウなどが該当し、松かさ内部に含まれています。皮は薄くなっており、その色調は茶色です。この薄皮を剥いで、それを炒って塩を添加したものが食用にされたり、生であればスープや炒め物、煮込み料理などに使われます。

マツノミ/期待される効能・効果

マツノミには、肌を美しく維持する働きや貧血の改善、疲労回復、免疫亢進、そして細胞の老化を防ぐ働きがあると言われています。また、高血圧や動脈硬化の予防にも有用とされます。マツノミに含有される成分にはリノール酸やビタミンE、カリウム、鉄などがあります。リノール酸は多量に摂取することで癌や血栓のリスクを高めますが、適度な量であれば動脈硬化の予防に役立つと言われています。これはコレステロールを減少させる働きがあると考えられているためで、当該成分は必須脂肪酸の一種となります。ビタミンEはいわゆる抗酸化物質であり、活性酸素を抑制し癌の予防に期待されています。また血行を促したり、老化を防いだり、美しい肌を維持する働きなどがあると考えられています。カリウムは体内の余分なナトリウムを体外へ排泄するのを促進させる作用があると考えられているため、高血圧の予防に有用とされます。鉄分は、貧血の予防に役立つとされます。