松の実(生)


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松の実/まつ・生

「松の実/ まつ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、33.45%含有し、669k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、n-6系脂肪酸(371.5%:29.72g)、次はマンガン(279.43%:9.78mg)、そして、(180%:1.44mg)、ビタミンE(180%:10.8mg)、マグネシウム(100%:290mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆14%
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松の実


世界では北半球に多く見られ、その種類も何十種類と確認されています。日本の市場で流通している松の実は、大きな種子を持つ朝鮮五葉松(ちょうせんごようまつ)と言われるものです。中国から朝鮮半島にかけて分布している品種で、日本では四国や本州中部地方などに見られます。雄花を六月を迎える頃に新しく生えた枝の基部につけます。色は紫紅色をしており、雌花は球状で且つ、二、三個で、その先っぽにつけます。年を越えて秋を迎える頃に、いわゆるまつぼっくりから種子が落下します。球果であるまつぼっくりは、まつかさとも言われます。種子にある胚乳(はいにゅう)部分が食用にされ、その主成分は脂質から構成されています。その他、メキシコマツやコロラドマツ、ポルトガルマツなど外国産のものも存在し、何れも脂質を主成分にして、タンパク質やビタミン類であるビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、そしてミネラル類である、カリウムや鉄分といったものも多く含んでいます。昔から「仙人の霊薬」として重宝されていた経緯が有り、現在中国や韓国などが主産地となっています。調理では、菓子類やつまみ、佃煮、サラダといったものに利用されています。
松の実/まつ・生