和牛肉もも(脂身つき・生)

和牛肉もも

和牛は、古来農耕などに使われていた日本の牛をもとに外国種を交配させて改良した牛のことを言います。大別すると黒毛及び赤毛和種、短角種、無角和種に分けられます。このうち出荷量の多いのは黒毛和種で、市場のほとんどを占めています。神戸牛や松坂牛、近江牛などがこれにあたり、もとを辿れば但馬牛が先祖にあたります。神戸牛は、兵庫県でつくられた但馬牛から得られる枝肉が条件を満たしたケースにおいて、使用できるブランド名のことです。もともとは神戸肉（こうべにく）と呼ばれていましたが、神戸牛（こうべぎゅう）や神戸ビーフの名称でも広く知られます。尚、牛のモモは赤身が多くなっています。ステーキや焼き肉、たたき、ローストビーフなどに用いられています。