乳用肥育牛肉かたロース(皮下脂肪なし・生)

乳用肥育牛肉かたロース

牛が家畜化され出したのは新世紀時代頃で、その頃はエジプトやイラク、シリアなど西アジなどで飼育されていたと考えられています。しかし、現在ではヨーロッパ系とアジア系に大別されています。前者は絶滅したオーロックスを起源とし、古くはヨーロッパにおいて広く分布していたものと推測されています。後者は南アジアで家畜化されたと言われるインドのコブウシを発祥とします。コブウシは暑さに耐性を持ち、また熱帯地方特有の疾病や害虫への抵抗力が強いと言われている牛です。現在の牛は主に肉牛と乳用牛に分類されますが、乳用牛でも乳廃牛となると肉牛として利用されます。尚、肩ロースは霜降りが入りやすく、背中側の首の後方部分を指します。