フォアグラ(ゆで)


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がちょう・フォアグラ・ゆで

「 がちょう・フォアグラ・ゆで」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、25.5%含有し、510k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンB12(316.67%:7.6μg)、次は(231.25%:1.85mg)、そして、ビタミンA(142.86%:1000μg)、パントテン酸(109.5%:4.38mg)、葉酸(91.67%:220μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆13%
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フォアグラ


キャビアやトリュフと並んで、世界三大珍味の一つに数えられており、一般には高級食材として広く知られています。ガチョウ及びカモの肝臓を肥大化させたものを食用にするもので、肝臓を肥大化させるために、多量の餌をガチョウやカモに与え続けます。こうして人工的に作られた肝臓を食用にしますが、古くはガチョウの肝臓がはじまりとされています。現在、カモも強制的に飼料を与え続け、肝臓を肥大化させてフォアグラとして食用にされています。このフォアグラの生産はローマ時代より行われていたと考えられており、フランス料理などでは必要不可欠な高級食材となっています。調理では、テリーヌやパイ包み、バター炒めなどに利用されています。また、肝臓のことを「foie」、肥満を「gras」と書きます。尚、カモの肉そのものも、鳥の肉の中では一番美味しいと言われています。カモは冬が訪れる頃に脂がのってくるため、寒い時期が食べ頃となっています。鵞鳥(がちょう)は、カモ科に属する渡り鳥のガンを、家において肉やタマゴをとる目的で飼われているものを言います。大別すると、中国タイプのものとヨーロッパタイプの種類があります。中国タイプでよく知られているのは「シナガチョウ」と言われるもので、ヨーロッパタイプでは、トゥールーズ及びエムデンと言われる種類が知られています。日本においては、こういった鵞鳥の肉を食することはありませんが、ヨーロッパなどでは煮込みやローストとして食用にしています。その際、生後三ヶ月程度の若鶏が利用されます。