鹿肉/シカニク(赤鹿・赤肉・生)


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  • 成分合計
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シカニク/あかしか・赤肉・生

「シカニク/ あかしか・赤肉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、5.5%含有し、110k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ナイアシン(97.5%:11.7mg)、次はビタミンB6(45%:0.54mg)、そして、蛋白質(44.6%:22.3g)、亜鉛(38.75%:3.1mg)、(29.52%:3.1mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
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鹿肉/シカニク


古くは狩猟獣の対象として、鹿肉が利用されてきた経緯がありますが、現在市場に出回っているものではほとんど狩猟によるものはないと言われています。多くが牧場で飼育された鹿類で、オーストラリアやニュージーランドから輸入されたものとなっています。食用として古くから利用されてきた鹿肉ですが、特有の臭みが感じられないことも一つの理由となっています。また、含有される脂肪分があまりないため、食味もあっさりとしていて淡白なものになっています。甘味もあるため、昔から珍重される理由の一つとなっています。また、豚の背脂を併用するケースも見られ、鹿肉の上質部分はサドルと呼ばれる鞍下肉となります。現在市場で見られるものは、アカシカと呼ばれるもので、これは日本鹿の近縁種とされています。主に冷凍輸入されたもので、ニュージーランドからの養殖ものの、モモ肉やロース肉が出回っています。調理では、紅葉鍋(もみじなべ)をはじめ、味噌煮やつけ焼きなどが知られています。また、香味焼き、ロースト、煮込みなどにも使われていますが、これらは西洋料理の対象となっています。尚、鹿肉は過剰に加熱すると、肉質が固くなる傾向が有ります。
シカニク/あかしか・赤肉・生