鶉卵/ウズラタマゴ

ウズラの概要

家禽として用いられてきた歴史は古く、古代エジプト時代に遡ります。アフリカやアジアが原産地と言われており、国内では古事記に記されていることから、この頃から存在していたものと考えられています。鶉(ウズラ)の仲間となる種類では、ヒメ、ヨーロッパヤマ、カンムリウズラ、そしてコジュケイがあります。ヒメウズラはキジ科の内で一番小形の野鳥と言われており、オーストラリアやアジアなどに分布しています。ヨーロッパヤマウズラはとても多く生まれる種類で、アジアの他、ヨーロッパでも見られます。カンムリウズラは明確な模様が体表に見られ、冠羽が頭部にあります。北アメリカに見られる種類で、森などに限らず砂漠の周りにも分布しています。コジュケイは、特有の泣き声を発する種類であり、日本をはじめ、中国や台湾などにも見られます。

ウズラ/期待される効能・効果

骨を丈夫にしたり、貧血を改善する作用があると言われています。また、皮膚の機能を保ち、その改善作用があると考えられています。含有される成分には、ヘム鉄やコラーゲン、ビタミンB2・K、鉄などがあります。ヘム鉄は吸収率の高い鉄分として広く知られており、貧血の予防に有用とされます。コラーゲンは老人性白内障や老眼、眼精疲労などを防ぐ働きがあると言われています。また、関節炎や骨粗鬆症の予防にも有用とされており、骨へのカルシウム沈着を促進させる働きがあると考えられています。更に細胞同士を結合させる成分としても知られており、肌の機能を維持し、張りのある皮膚とその老化を防ぐ働きがあると言われています。その他、免疫力や血管細胞を強化する作用もあるとされます。