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撫占地/ブナシメジ・生
「 撫占地/ブナシメジ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.9%含有し、18k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ナイアシン(57.5%：6.9mg)、次はパントテン酸(21.5%：0.86mg)、そして、食物繊維(20.56%：3.7g)、モリブデン(20%：5μg)、ビオチン(19.8%：9.9μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
| 成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆ | 9% |
ブナシメジ
椎茸（しいたけ）やエノキタケに次ぐ生産高を誇っていますが、見た目はホンシメジによく似ています。市場へ一般に流通しているものでは、この撫占地をホンシメジと称しているものが多くなっていますが、分類学上、撫占地とホンシメジは異なるものとなっています。広葉樹である楓（かえで）やブナ、或いはニレなどに、夏から秋の間で撫占地が見られます。傘や茎などに気中菌糸とよばれる白っぽいものが見られることもあり、カビと混同されるケースがあります。これは、温度や湿度といった環境の変化によって発生するもので、カビとは異なります。そのため、気中菌糸が見られても、食用として摂取しても問題ないと言われています。食味はよく、固い肉質を持っているため歯応えなどの食感も良くなっています。また、出汁に用いられることもあり、その味はまろやかなものと言われています。調理の際には、洋風料理及び和風料理いずれにも適するものとされています。栽培法は、菌床栽培によるものが多く、主におがくず培地によって育てられます。その他、ブナシメジには、癌の発生を阻害したり、免疫力を亢進させる働きがあるのではないかと考えられています。これは、ブナシメジに活性酸素を無害化する働きがあるからだと言われています。尚、ぶなしめじのことを別名では、「ぶなわかい」、「ぶなもたし」、「しろもたし」、「にれたけ」などと呼ばれることもあります。