松茸/マツタケ(生)


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松茸/マツタケ・生

「 松茸/マツタケ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.15%含有し、23k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、セレン(328%:82μg)、次はクロム(140%:14μg)、そして、ナイアシン(69.17%:8.3mg)、パントテン酸(47.75%:1.91mg)、ビオチン(36.8%:18.4μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆9%
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マツタケ


日本で広く知られているキノコで、その代表格とも言えます。昔から、「香り松茸、味シメジ」と言われてきたところからも推測できるように、松茸の香りは日本人にとっては、非常に良い香りとして親しまれています。この匂い成分は、松茸オールや桂皮酸メチル、イソマツタケオールから構成されています。これらの成分には、食欲を掻き立てる働きや消化酵素を分泌促進させたり、抗ストレスの働きがあると考えられています。日本では関西において生産量が多かったのですが、近年、赤松林を主軸とする松林が減ったことと共に、もともと人工栽培が難しかったことに拍車がかかって国内での流通量は減少傾向にあります。そのため、市場へは輸入物が多く出回っています。調理では、主に日本料理に使われており、炭火焼、澄まし汁、土瓶蒸し、炊き込みご飯、天ぷら、すき焼き、吸い物などに利用されています。旬は九月から十一月にかけてで、高い香りがあり、湿り気があって、開ききってない傘を持ち、且つ、軸がしっかりとしていて太くなっているものが良質とされています。また、汚れを水で洗浄してしまうと風味が落ちてしまいますので、乾燥した布で簡単に拭くのが良いとされています。ただ、虫食いのマツタケに関してはまつたけを水で浸して、虫を追い出す必要性があります。世界の主産国では、カナダや中国、韓国などが知られていて、日本では、主に関西地方、そして岐阜県や長野県が知られています。尚、キシメジ科に分類されるまつたけは、別名で、「つがたけ」、「えぞまつたけ」、「どようまつたけ」、「さまつ」などと呼ばれることもあります。