滑子/ナメコ(生)


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滑子/ナメコ・生

「 滑子/ナメコ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.75%含有し、15k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ナイアシン(45.83%:5.5mg)、次はパントテン酸(32.25%:1.29mg)、そして、葉酸(25%:60μg)、食物繊維(18.89%:3.4g)、ビオチン(14.8%:7.4μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆7%
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ナメコ


かつては天然ものの滑子が市場において多く出回っていましたが、現在ではその多くが栽培品となっています。天然ものは、ぶななどの枯れた幹や倒木に秋頃見られます。最近では、菌床栽培といわれるおがくずを用いた培地で育てられたり、原木栽培と言われる桜や栃、ブナ及び柳などといった樹木を用いて育てられる方法によって生産されています。一般には、瓶及び袋などを使った菌床栽培がその多くを占めていますが、原木栽培は中部より北側の地域で多いと言われています。もともと日本固有の品種と言われていましたが、台湾や中国にも見られます。旬は九月から十一月にかけてで、日本での産地は、山形県や福島県、群馬県や長野県となっています。口当たりのよさや歯切れのよさが嗜好され、全体を覆う特有のヌメリが知られています。調理では、汁物をはじめ、おろし和えや三杯酢、滑子おろし、瓶詰め、缶詰、また味噌汁などにも利用されています。尚、滑子特有のヌメリは、ペクチンと呼ばれる物質から構成されており、有害物質である発癌物質やコレステロールなどを体の中から外へ排泄する働きがあると言われています。そのため、癌の予防や動脈硬化の予防に期待されています。また、モエギタケ科に属するナメコは、別名で「ほんナメコ」、「なめっこ」、「やまなめこ」、「なめすぎたけ」などとも呼ばれています。
別名:なめたけ試料:栽培品廃棄部位:柄の基部(いしづき)(柄の基部を除いた市販品の場合:0 %)エネルギー:暫定値