ショートニング(家庭用)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

ショートニング・家庭用

「 ショートニング・家庭用」の栄養価を国の基準で評価した場合、この基準に対し、最も多い値で含まれる大さじ約12g中の 成分は、ビタミンE(19%:1.14mg)、次はn-6系脂肪酸(15.86%:1.2684g)、そして、n-3系脂肪酸(7.43%:0.1188g)、カロリー(5.52%:110.4k カロリー【旧2010年版では12g:110.52kcal、100g:921kcal】)、ビタミンK(0.48%:0.72μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆2%
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ショートニング


ショートニングとは主原料として植物油を用いた食用油脂の一つです。常温でクリーム状を形成し、簡単に言えばマーガリンから水分と添加物を除去したものと言えます。このため、マーガリンより油脂の純度が高く、無味無臭となります。工業的な製法では、水素添加を施し不飽和脂肪酸における二重結合部を飽和させることで作り上げます。水素添加によって融点が上昇して常温下固体となるため、液状の植物油は固形状を維持します。しかしこの工程で一部の脂肪酸がトランス化を引き起こし、若干トランス脂肪酸を発生させます。この物質は心疾患やアレルギーとの因果関係が指摘されており、健康被害のリスクが示唆されています。しかしショートニングは安価であることから様々な加工食品に使われています。