落花生/ラッカセイ(乾・大粒種)

落花生

アーモンド、カシューナッツ、ピーナッツ（落花生）などがナッツ類で、リノール酸などの不飽和脂肪酸（ふほうわしぼうさん）を全体の約半分前後含んでいます。アーモンドは、落葉高木の種子で、バラ科に分類され、原産地は地中海沿岸地方となります。主成分は脂質となりますが、タンパク質も比較的豊富に含んでいるのが特徴です。カシューナッツは、常緑高木の果実の先につく殻の中身の種子で、ウルシ科に分類され、原産地はブラジルとなります。主成分は脂質となり、ローストしたものに食塩をまぶしたものが一般的です。ピーナッツは地豆、南京豆、落花生とも呼ばれ、一年生草本の種子で、マメ科に分類され、原産地は南米となります。主成分は脂質となります。ナッツ類は、糖尿病の症状があっても血糖値をいきなり上昇させることがないと言われていて、摂取カロリーさえ気をつければ問題ないとされます。そして腹持ちもいいので、ナッツ類はヘルシーダイエットに向いているとも言えます。ただ、ナッツ類に生えるカビは発癌物質を含んでいますので、食さない方が無難です。古くなった食物は、不飽和脂肪酸だったものが過酸化脂質に変化しますので、老化を早めたり、動脈硬化を引き起こしたりしますので、注意が必要です。