マヨネーズ

マヨネーズの概要

乳化の働きを持つレシチンが含まれており、本来分離するはずの油と水が溶け合っています。半固形の内容物になっており、香辛料や糖類、食塩などを油脂や卵黄、醸造酢を混ぜ合わせたものに添加したドレッシングです。エネルギーが少々高すぎる欠点を持っていますが、その原因となる脂質は良質で、コレステロールを減少させる作用などがあるとされます。日本では洋食文化の普及からマヨネーズが広く知られるようになったと言われており、名称は地中海地域で使われていたマオネッサと呼ばれる調味料に由来するとも言われています。似たような種類では、マヨネーズタイプやカラシマヨネーズといったものがあります。マヨネーズタイプは、エネルギーを低く抑えた製品で、中にはノンタイプのものもあります。カラシまよねーずは、カラシ以外にもコショウなどを添加したものが見られます。スパイシーになっており、サンドイッチなどに利用されています。

まよねーず/期待される効能・効果

脳の働きを保ち、その改善作用があると言われています。含有される成分には、リノール酸やオレイン酸、レシチン、ビタミンE・K、鉄などがあります。リノール酸は過剰摂取から血栓の形成が懸念される一方、適度な量であればコレステロールを減少させる働きがあると言われています。オレイン酸は悪玉コレステロールに限定して減少させる作用があると言われています。レシチンは、脳の働きを高め、記憶力などを向上させる作用があると言われています。これは当該成分が、脳神経における伝達物質の原料になっていると考えられているためです。ビタミンEは過酸化脂質の生成やLDLコレステロールの酸化を防止する作用があるとされます。また、抹消血管拡張作用があると言われており、血行を改善し、冷え性や肩凝り、頭痛などを緩和する働きもあると考えられています。ビタミンKは血液凝固に関与していると言われており、プロトロンビンの生成に欠かせない成分になっています。