慈姑/クワイ(塊茎・生)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

慈姑/クワイ・塊茎・生

「 慈姑/クワイ・塊茎・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、6.3%含有し、126k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、(88.75%:0.71mg)、次は葉酸(58.33%:140μg)、そして、ビタミンE(50%:3mg)、カリウム(30%:600mg)、ビタミンB6(28.33%:0.34mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
更に分析 >>

クワイ


慈姑の原産地は中国と言われていて、アメリカ、アジア、ヨーロッパなどその分布は温帯から熱帯に至ります。日本へは、奈良時代より前に渡来していたと言われています。品種では青や白があり、青慈姑は食味の評価もあり、粉質的な肉質で塊根は青藍色をしていて、形状は扁球形になっています。青慈姑では、京クワイと言われるものがあって、これは埼玉で生産されている品種で、青クワイの一系統とされています。白は、青より形状が大きく、楕円形をしており、淡青色の表皮を持ちます。収穫量は多いとされますが、青くわいより食味の評価は低く、肉質も硬くなっています。徳利、馬鹿とも呼ばれています。吹田くわいは、食味の評価は良く、塊茎の形状は楕円形や球形で、地上部や塊茎は小さいものとなり、豆、姫などとも呼ばれています。この野菜は、オモダカ科オモダカ属に分類されていて、草丈は凡そ一メートル前後の多年生植物です。芽が球塊上部に出ているので、これが、めでたい、芽が出るなどと言われ、縁起物として正月などに利用されています。栽培の始まりは、豊臣秀吉が築いた御土居に藍が作られ、その裏作に栽培したのがくわいと伝えられています。