キャベツ(結球葉・生)

  • cabbages-100kcal
  • cabbages-100g

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キャベツ・結球葉・生

「 キャベツ・結球葉・生」に関して1枚約50g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.575%含有し、11.5k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1枚約50g中の 成分は、ビタミンK(26%:39μg)、次はビタミンC(20.5%:20.5mg)、そして、葉酸(16.25%:39μg)、モリブデン(8%:2μg)、食物繊維(5%:0.9g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆4%
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キャベツ


かつてキャベツは不結球で、野生種のものがこれにあたります。ゆるく球を結球させた結球性の記録が見られるようになったのは、紀元前後のイタリア付近と言われています。これが北方に伝播し、ドイツ、オランダ、デンマーク、イギリス、フランスといった国々で数回の突然変異を繰り返して、硬い球を結球させる、今の結球が生まれました。日本において現在きゃべつと言われるものは、葉が丸い球になって硬く球を結んでいる、この結球きゃべつのことを言います。記録では、18世紀初期に日本においてこの野菜に関する文献が見られますが、本格的に導入され出したのは、幕末と言われています。当時は、居留外人向けに栽培されていたものですが、後に日本人もきゃべつを食用として利用し出しました。結球性の品種では、ホワイト、レッド、サボイキャベツ(ちりめん)といったものがあり、このうち、一般に広く普及しているのは、通常の緑色をしたホワイトきゃべつになります。レッドきゃべつは、葉が紫色をしているもので、サボイきゃべつは、葉の表面が縮れている品種です。この野菜はアブラナ科アブラナ属に分類される二年生草本で、外側の葉が繁ると、その後に生えてくる葉が硬く巻き始め、結球します。日本での産地は、愛知県、千葉県、茨城県、群馬県、長野県、北海道といった地域で、利用法は主に生食されています。その他、炒め物や煮物といった料理にも利用されています。
別名:かんらん、たまな廃棄部位:しん