セロリ(葉柄・生)


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セロリ・葉柄・生

「 セロリ・葉柄・生」に関して1本約90g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.675%含有し、13.5k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1本約90g中の 成分は、カリウム(18.45%:369mg)、次は葉酸(10.88%:26.1μg)、そして、食物繊維(7.5%:1.35g)、モリブデン(7.2%:1.8μg)、ビタミンC(6.3%:6.3mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆3%
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セロリ


セリ科オランダミツバ属に分類され、一・二年生草本となります。かつては臭い消しや薬用として使われていましたが、十七世紀ごろからイタリアにおいて、食用として利用され出しました。その後、イギリスやフランスなどへも伝播し、改良も広く行われるようになっていきました。日本へは、豊臣秀吉の朝鮮出兵に起因して国内へと渡来し、それが岡山城内にて自生していたと言われています。本格的に栽培が開始されたのは1866年ですが、当初は高級食材として、限定した範囲でしか利用されていませんでした。これはセロリー独特の匂いが原因と言われていて、現在ほど、その需要は伸びなかったとされています。品種では、緑色種、黄色種、中間種、在来種などがあり、現在日本で消費されているのは、中間種と緑色種となっています。緑色種は、セロリー特有の芳香が強く、分厚い葉柄の肉質で、茎葉は緑色をしています。また、繊維質も少ないものとなっています。サマーパスカルやユタといった品種がこれにあたります。中間種は、緑色種と黄色種が混ざったもので、アメリカにおいて育成されました。コーネル619などの品種がこれにあたり、国内で最も多く生産されています。黄色種は、葉柄の厚みが少ない分、幅が広くなっています。茎葉は淡緑色をしていますが、葉柄が収穫期に黄色く変色するのが特徴となり、また繊維質も多いとされます。ゴールデンセルフブランチングやゴールデンプルーム1214などがこれにあたります。
別名:せろりーー、セルリー、オランダみつば廃棄部位:株元、葉身及び表皮