スイートコーン(未熟種子・ゆで)


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スイートコーン・未熟種子・ゆで

「 スイートコーン・未熟種子・ゆで」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.95%含有し、99k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、葉酸(35.83%:86μg)、次はナイアシン(22.5%:2.7mg)、そして、食物繊維(17.22%:3.1g)、カリウム(14.5%:290mg)、マグネシウム(13.1%:38mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆7%
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スイートコーン


トウモロコシ(玉蜀黍)は南アメリカ北部が原産地と言われていて、イネ科キビ亜科属に分類される一年生草本です。日本へ伝わったのは、ポルトガル人によって1579年のことで、当時四国の山間部や九州の山間部、富士山麓などで生産されるようになりました。明治初期にアメリカ品種が北海道に伝わり、今の日本に存在するトウモロコシの元となりました。地方名も多く別名では、なんばん、もろこし、とうきび、きび、と呼ばれることもあります。品種では、デント種、ポップ種、スイート種、ワキシー種、ソフト種、フリント種といったものがあり、デント種は、成熟した粒が馬歯状に粒頂部が収縮します。スイート種は、未成熟のものを食用にするもので、甘味が強いといった特徴があります。ポップ種は加熱によって爆裂する特性があり、これは水分によるもので、基本的にはフリント種となります。ワキシー種は、デンプンの性質が糯様になっています。フリント種は、デント種のように収縮しないため、丸みを帯びた粒頂部となっています。ソフト種は、粒が成熟すると全体に収縮をし、その多くが粉質デンプンです。フリント種に良く似た粒形となっています。玉蜀黍は一般的に、黄色い種のゴールデン種、白い種のシルバー種、黄色と白の種が混じるバイカラー種が食用とされています。また、栄養学上、穀類のカテゴリーですが、野菜として食されることが多い食物です。その他、とうもろこしは種実のみだけでなく、ひげにも薬効成分が含まれていると考えられています。中国に於ける研究では、血糖低下、血圧低下、血脂低下作用が確認されているとされ、糖尿病の症状、高血圧症状、高脂血症などの改善に役立つと言われています。