茄子/ナス(果実・生)

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茄子/ナス・果実・生

「 茄子/ナス・果実・生」に関して1個約80g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.88%含有し、17.6k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1個約80g中の 成分は、モリブデン(32%:8μg)、次は葉酸(10.67%:25.6μg)、そして、食物繊維(9.78%:1.76g)、カリウム(8.8%:176mg)、パントテン酸(6.6%:0.264mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆4%
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ナス


茄子の原産地はインドと考えられており、中国へは紀元前五世紀頃の文献に記載されていることから、それ以前に渡来していたと言われています。また、ヨーロッパへは十三世紀頃に伝わったとされていますが、一般に普及したのは十六世紀頃とされます。日本へは東大寺正倉院書に記載があることから、八世紀以前に伝わっていたとされ、十世紀には広く栽培され、早熟栽培は十七世紀頃に開始されています。茄子は栄養面で特筆すべき点はありませんが、調理のしやすさ、加工の範囲の広さ、栽培のしやすさといった点から、現在もなお利用されているものと思われます。茄子表面の青紫色は、色素であるアントシアニンによるもので、他の野菜と比較して、ビタミン類やミネラル類が多いわけでもなく、糖質が主体となっています。日本では、からし漬けやみそ漬け、むか漬けといったものに利用されていて、そのため、ナスの果肉も締まったもので、その大きさも小型のものが発達してきました。一方ヨーロッパでは主に調理用にされるため、日本のようなナスは発達しなかったとされます。日本での産地は、高知県で、その他福岡県などにおいても栽培されており、世界的には中国を筆頭に、日本も含めて主要生産国になっています。