茄子/ナス

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ナスの原産地はインドと考えられ、日本では代表的な野菜です。インドにはソラナム・インサヌムという植物が自生していて、これがナスの祖先と考えられています。原産地のインドからミャンマーを経由し、凡そ千五百年前に中国へ伝わったと言われます。日本の古書では750年頃のものに、ナスの記録があることから、かなり古くから利用されていたと言えます。江戸時代になると多くの記録があり、この頃から既に栽培品種が存在していたとも言われます。現在市場に出回っているものは、濃紫色の品種が一般的ですが、他にも白及び青といったものも存在します。形状では、小丸形、中長形、長形、大長形、卵形といったものがあります。日本ではこのうち、中長形の形状が最も多く栽培されています。現在の品種は、果肉がスポンジ状で密度があまりなく、反面、アッサリとした味をしているため、和食や洋食、中華料理や漬物といったように、その用途も幅広いものとなっています。温度が低くなると、種は褐色に変化し、果皮も萎びて行きます。このため、十度前後の温度が保存に適すると言われています。

ナス/期待される効能・効果

動物実験においてなすは、摂取すると体内で腫瘍壊死因子を生成するとされ、抗ガン性があると考えられています。また、白血球を増加させるとの報告もありますが、人に対しての研究は不十分とされています。なすの色は、ナスニンとアントシアン系色素からなり、抗酸化性があると考えられています。また、なすのアクはポリフェノール類であるクロロゲン酸からなり、これも抗酸化性があるとされています。水分を九割近く含んでいることもあって、栄養価は余りありません。尚、ナスニンは、眼精疲労や動脈硬化の予防にも有効と考えられており、アントシアニンは、血糖値や血圧の調整をする働きがあると考えられています。