花韮/ハナニラ(花茎・花らい・生)


  • 単品栄養価
  • 成分合計
  • カロリー

花韮/ハナニラ・花茎・花らい・生

「 花韮/ハナニラ・花茎・花らい・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.35%含有し、27k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(66.67%:100μg)、次は葉酸(50%:120μg)、そして、ビタミンC(23%:23mg)、ビタミンE(16.67%:1mg)、食物繊維(15.56%:2.8g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆9%
更に分析 >>

花韮


花韮で食用にされるのは柔らかい蕾(つぼみ)と花茎になります。甘味があって、韮(にら)特有の刺激臭があまりないのが特徴です。従来からある日本の品種は、冬になると休眠します。しかし本種のものは冬季においても花芽が育成し、年を越えて暖かくなって春が訪れる頃にはとう立ちします。もともと台湾から渡来した品種で、花茎どり用の花韮のことをテンダーポールと言います。若すぎる株は、花茎も細いものとなり、生長が遅れることによって固くなる性質がありますが、周年花茎が採取され、数葉現れるごとに花芽が発生しとう立ちします。調理法では、肉料理に使われるケースが多く、花も塩漬けなどにして食用にされています。旬は八月から十月にかけてで、日本での産地は、高知県や千葉県といった地域になります。栄養面では、カロテンやビタミンKといった脂溶性ビタミンやビタミンB2などの水溶性ビタミンを含んでいます。尚、ニラ類には、こういったビタミン類のほか、硫化アリルも含有されています。この硫化アリルは辛味成分を構成する物質で、大蒜(にんにく)特有の刺激臭を放つ成分でもあります。
花韮・花茎・花らい・生