日野菜(根・茎葉・生)


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日野菜/ひのな・根・茎葉・生

「日野菜/ ひのな・根・茎葉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.95%含有し、19k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(62%:93μg)、次はビタミンC(52%:52mg)、そして、葉酸(38.33%:92μg)、カリウム(24%:480mg)、カルシウム(20%:130mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆10%
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日野菜


ひのなはアブラナ科に分類される蕪(かぶ)の一種となります。別名ではひらくきな、とも呼ばれます。ダイコンに良く似た形状の根を持ち、根の下部三分の二が白色で、その上部が赤色のツートンカラーになっています。収穫は春及び夏、冬で、通常二、三センチほどに根の直径が成長したら収穫します。旬は十月から十一月にかけてで、調理する際は、葉をつけたまま漬物にします。日本では、三重県から滋賀県にかけて栽培されています。細長円錐形に肥大化する根は、塩漬け、及び酢漬、ぬか漬けといったものに利用され、滋賀県の日野の桜漬けなどは広く知られています。愛媛の伊予緋(いよひ)の根は肥大化すると偏球形になりますが、日野菜と同系に取り扱われています。もともと蒲生氏郷(がもううじさと)が現在の滋賀県日野町において野生種を栽培したことに始まると言われています。桜漬けは、日野菜を漬物にすると、彩り鮮やかな桜の花のような感じになるところから言われるようになった名称です。ハウスを用いたものでは、年中栽培が行われています。特有の辛味成分が含まれており、漬物に利用すると風味がよくなると言われています。糠漬けをはじめ、塩漬け、甘酢漬けといったものに使われています。
別名:えびな廃棄部位:根端