蕗のとう/フキノトウ(花序・生)


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蕗のとう/フキノトウ・花序・生

「 蕗のとう/フキノトウ・花序・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、2.15%含有し、43k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、葉酸(66.67%:160μg)、次はビタミンK(61.33%:92μg)、そして、ビタミンE(53.33%:3.2mg)、(45%:0.36mg)、カリウム(37%:740mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
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フキノトウ


蕗の薹(フキノトウ)は通常、フキの花茎を指します。大型の秋田蕗(あきたふき)は北海道から東北にかけて見られるフキの変種ですが、一般には、九州地方から本州にかけて生息する蕗(ふき)が、葉の開く前に現す花茎を食用にします。収穫する際は、包葉(ほうよう)に中にある球状のものを取り出します。包葉は鱗状になっていますが、現在市場に出回っているものは、栽培品となります。蕗は非常に寒さに強く、地下茎を伸長させて繁殖して行きます。数少ない日本原産の野菜の一つで、キク科に属しています。蕗のとうは、一つが凡そ八グラム程度になっています。春を迎える頃に土中において葉に先行して花茎を出します。土中から出たその茎の先っぽに蕾(つぼみ)をつけますので、食用にされているのは、この蕾になります。通常、蕾が開く前に食されますが、特有の芳香と苦味が特徴になっています。雌雄異株であるため、淡黄色の花を持つものが雄で、白色の花を持つものが雌となっています。また、どちらも食用にされています。旬は三月頃で、調理する際は、酢の物、味噌汁の実、蕗のとう味噌、佃煮、天ぷらといったものに利用されています。
フキノトウ・花序・生