からし菜(葉・生)


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  • 成分合計
  • カロリー

からし菜/からしな・葉・生

「からし菜/ からしな・葉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.3%含有し、26k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(173.33%:260μg)、次は葉酸(129.17%:310μg)、そして、ビタミンC(64%:64mg)、ビタミンE(50%:3mg)、ビタミンA(32.86%:230μg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆16%
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からし菜


カラシナ(芥子菜)は、アブラナとクロガラシの自然交雑種で日本へ伝わったのは九世紀頃と考えられています。西アジア、インド、北アフリカなどでは、香辛料や油料として用いていたことから、それらに関する品種文化が発達し、中国や東アジアなどでは野菜用として品種を分化させてきました。また、紀元前から中国においては油用とされるカラシナが普及しており、そのため野菜用カラシナ、タカナと分化していったと言われています。日本の古書では、九世紀頃から、加良之や多加菜などの文字が見られ、そこからカラシナが関東地方で発達し、タカナは関西より南側で進展して行くこととなりました。一般にカラシナ類は中型以下のものを指し、中型より大きいものはタカナ類と呼んでいます。尚、野菜用の品種では多肉性タカナ、葉カラシナ、根ガラシ、茎用タカナ、タカナ、雪里紅(せりほん)といったものがあります。このうち多肉性タカナは、明治以降に日本へ伝わった品種となります。カラシナに含有される成分で、シニグリンというものがありますが、これはカラシナ特有の辛味成分となります。利用法は、葉茎を煮物やお浸し、漬物などに用い、種子はからし粉に使われています。
からし菜/からしな・葉・生
別名:葉がらし、菜がらし株元を除いたもの