辣韭/ラッキョウ(りん茎・生)


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辣韭/ラッキョウ・りん茎・生

「 辣韭/ラッキョウ・りん茎・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、5.9%含有し、118k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、食物繊維(115%:20.7g)、次はモリブデン(56%:14μg)、そして、ビタミンC(23%:23mg)、ナイアシン(20%:2.4mg)、パントテン酸(14%:0.56mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆10%
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ラッキョウ


ラッキョウ(辣韮/薤/辣韭)はサトニラ、オオニラとも呼ばれ、熱帯アジアから中国などに自生し、そのため、紀元前より中国において用いられてきた経緯があります。草勢が強いため、砂丘地などで栽培されているケースがよく見られます。痩せた土壌においても十分育つのが特徴となっています。二年目に収穫した辣韭は、一年ものと比較すると数が多くなっていますが、小さめの球になる傾向があります。一般には、加工用として栽培されるものは二年目のものが用いられ、通常の家庭などで栽培されるものは一年目のものが使われています。ネギの仲間となりますが、ネギ特有の刺激臭はあまりなく、大きさも小さくなっています。ただ、古くから薬用に利用されていた経緯があり、於保美良(おおにら)の名称で知られていました。また、沖縄ではダッチョーとも呼ばれていて、この地域で栽培されるものは辛味や香りが強くなっています。早堀りのものを利用していて、大きさも小さくなっています。ユリ科に属し、食用にされる部分は白色の鱗茎で、大蒜などに比較すると弱いものの、刺激臭があります。これは硫化アリルと呼ばれる匂い成分となります。
辣韭・りん茎・生
別名:おおにら、さとにら廃棄部位:根、膜状りん片及び両端