ほうれん草/ホウレンソウ(葉・通年平均・生)

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ほうれん草/ホウレンソウ・葉・通年平均・生

「 ほうれん草/ホウレンソウ・葉・通年平均・生」に関して1束約200g中の カロリーを国の基準で評価した場合、2%含有し、40k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1束約200g中の 成分は、ビタミンK(360%:540μg)、次は葉酸(175%:420μg)、そして、ビタミンA(100%:700μg)、ビタミンC(70%:70mg)、ビタミンE(70%:4.2mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★★☆☆☆☆☆☆☆21%
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ホウレンソウ


ほうれん草は、東洋系と西洋系に分類され、アクがあまりなく、生産量が少なくて、とう立ちが早い、和風料理によく用いられるものは東洋系になります。一方、アクがあり加熱料理に適していて、とう立ちが早いものが西洋系になります。ほうれん草の原産地はペルシアで、七世紀頃に中国へと伝わって行き、東洋系ほうれん草が生まれました。一方、ヨーロッパでは十一世紀頃に伝わって行き、西洋系のホウレンソウが誕生しました。日本へは最初に東洋系ホウレンソウが伝わったとされていて、恐らく中国からのものと考えられています。また、十九世紀には西洋系ほうれんそうがフランスから渡来しています。その後、ゆでて利用する浸し物といった使い方から、加熱して炒め物などをする調理に移行し、東洋系から西洋系に消費が向かい出しました。その中で生まれたのが、高熱料理にも適する東洋系と西洋系の中間に位置する一代雑種で、現在市場に出回っているものは、そのほとんどが、これにあたります。ほうれんそうは、アガサ科ほうれんそう属に分類され、一・二年生草本となります。品種によって葉形は異なり、それぞれ品種において葉は葉柄を有しています。縮緬(ちりめん)状から平滑なものなど多くの葉面がありますが、東洋系品種にはこのうち縮緬状のものがありません。また、広三角形、長三角形といった葉形を持ち、切れ込みが葉の基部に存在する剣葉と、広倒卵、広楕円といった葉形を持ち、切れ込みが存在しない楯葉といったものがあります。現在市場に出回っている東洋系は、剣葉で広三角形の葉形をしているものがほとんどとなります。