糸瓜/ヘチマ(果実・生)


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糸瓜/ヘチマ・果実・生

「 糸瓜/ヘチマ・果実・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.8%含有し、16k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、葉酸(38.33%:92μg)、次はビタミンK(8%:12μg)、そして、カリウム(7.5%:150mg)、(7.5%:0.06mg)、パントテン酸(7.5%:0.3mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆4%
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ヘチマ


糸瓜は、ウリ科糸瓜属に分類され、原産地を東南アジアとする一年生つる性草本となります。偏球、円筒、球、長円筒形をした果形をしており、緑色をした果皮を持ち、条斑(じょうはん)があります。ざらついた果面をしていて、食用とする際は、皮を剥いて内部の果肉部を利用します。日本の糸瓜は果長が凡そ三十センチ前後となっており先が尖っていて棍棒状になっています。ヘチマは古くからインドにおいて栽培されてきたもので、日本へは中国を経由して、伝わったとされています。当初、鹿児島県や沖縄県などに渡来したため、これらの地域では野菜として早くから用いられていました。繊維用と食用の品種があり、食用として利用されている地域は、沖縄県と九州南部周辺となり、静岡県などでは繊維用として栽培されています。ヘチマは「いとうり」、「ナーベナ」とも呼ばれますが、同じへちまとされる十角糸瓜(とかどへちま)は種類が異なります。調理では、和え物、炒め煮、酢の物、素麺の青みといったものに使われます。また、サトイモやナスと一緒に混ぜて油いためをしたり、輪切りにしたへちまを茹でて酢味噌かけにしたりします。繊維用では、完熟した果実を水を用いて腐食させ、その後、種子や果皮を除去して繊維のみにしたものを利用します。また、へちま水といったものが、切り口となった茎の部分から抽出できます。これは化粧水や薬用に使われる水分のことで、茎から採取されます
別名:いとうり、ナーベーラー、ナビャーラ、ナベーラ、ナーベナ廃棄部位:両端及び皮