たらの芽(若芽・生)


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たらの芽/タラノメ・若芽・生

「たらの芽/ タラノメ・若芽・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.35%含有し、27k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、葉酸(66.67%:160μg)、次はビタミンK(66%:99μg)、そして、(43.75%:0.35mg)、ビタミンE(40%:2.4mg)、ナイアシン(26.67%:3.2mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆15%
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たらの芽


タラノメ(楤芽)は、ウコギ科に分類され、日本やアジアの各地で自生する落葉低木となります。茎葉に棘(とげ)があり、分岐は少なく、太く直立した幹からなります。通常は鋭い棘がありますが、栽培種では選抜によって棘のないものが多いとされます。出芽は春から初夏にかけてで、その若葉や蕾(つぼみ)を食用にします。たらのきは、日差しの多い場所を好み、古くは奈良時代から高級野菜として用いられてきた経緯があります。戦後の日本では、山梨県などを中心に全国で改良が行われ、根挿し法という根を切断したものを直接植える栽培法が確立され、これによって容易に増殖できるようになりました。そして、タラノキにある鋭い爪は管理を困難にしていましたが、これも棘のない品種の改良によって解決されるに至りました。さらに、出荷時の幅を拡張させる萌芽のコントロールも考案されるに至り、タラノキの生産は全国規模で広がりました。利用法は、若芽をお浸しや和え物、天ぷら、揚げ物といったものに使われています。地方名では、タラッペ、サルウド、ウニグイ、タロウノキ、タラボウ、オニノカナボウ、トゲウドノキ、といったものがあります。尚、たらの木の根や茎の皮は、煎じて飲用すると糖尿病の改善に役立つとされてきました。
たらの芽/タラノメ・若芽・生