蔓紫/ツルムラサキ(茎葉・生)


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蔓紫/ツルムラサキ・茎葉・生

「 蔓紫/ツルムラサキ・茎葉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.65%含有し、13k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(233.33%:350μg)、次はビタミンC(41%:41mg)、そして、ビタミンA(35.71%:250μg)、葉酸(32.5%:78μg)、マグネシウム(23.1%:67mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆7%
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ツルムラサキ


蔓紫は、蔓紫科蔓紫属に分類され、原産地は熱帯アジアとされる、つる性植物の一年生草本となります。かつての日本では観賞用植物として利用されてきましたが、中国野菜の普及によって日本でも野菜として食用に利用されるようになりました。水分の調節さえ気をつければ、高温性であるため夏にでも旺盛な発育をし、収穫が可能です。また、つる性でありますが、つるが伸びない種類も存在します。通常は、何かに絡みつきながら数メートル伸びて行きます。食用とされるのは、つると若い葉で、これを摘んで、軽く熱湯で茹で、和え物や炒め物、お浸し、サラダ、天ぷらなどに利用されます。また、特有のヌメリと土臭さがあります。栄養面では、ビタミン類であるカロテンやビタミンC、ビタミンK、ミネラル類であるカルシウムなどを豊富に含んでいます。尚、品種では緑茎種で葉が緑色のものと、紫茎種である葉が赤紫色のものがあり、明治時代に伝わったのは紫茎種で、江戸時代に伝わったのは緑茎種と言われています。旬は七月から八月に掛けてが該当し、日本での産地は東北地方となっています。