蔓菜/ツルナ(茎葉・生)


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蔓菜/ツルナ・茎葉・生

「 蔓菜/ツルナ・茎葉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.75%含有し、15k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(206.67%:310μg)、次は葉酸(37.5%:90μg)、そして、ビタミンA(32.86%:230μg)、(28.57%:3mg)、ビタミンB2(25%:0.3mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆10%
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ツルナ


蔓菜は、ホウレン草に良く似た風味があり、独特の芳香をもち、蔓菜科に分類されています。厚い葉肉を持ち、若葉や新芽の部分を食用にします。海岸の砂地に自生するため、浜名とも呼ばれ、栽培も行われています。日本を含め、東南アジアや中国、チリ、ニュージーランド、オーストラリアといった地域の海岸砂地に広く分布しています。日本では、食用以外でも胃病にもちいられてきた経緯がありますが、その薬効成分は不明とされています。蔓菜科ツルナ属に分類され、関東以北では一年草とされることもありますが、一般には多年生草本となります。茎は地を這うように分岐しながら伸長し、小さな緑黄色の花を夏にさかせます。無毛の葉の表面は、ざらついた感じがしますが、これは細かな突起物があるためです。栄養面では、ミネラル類である鉄分を多く含み、またビタミン類であるカロテンやビタミンCなども豊富に含んでいます。ホウレン草に良く似た風味を持つ緑黄色野菜で、利用の際はお浸しや和え物、汁の実といったものに使われています。旬は七月から十月にかけてが該当し、乾燥させたツルナを煎じてお茶として飲用されることもあります。尚、別名ではハマヂシャ、蕃杏(ばんきょう)とも呼ばれます。
別名:はまぢしゃ