分葱/ワケギ(葉・生)


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分葱/ワケギ・葉・生

「 分葱/ワケギ・葉・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、1.5%含有し、30k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、ビタミンK(113.33%:170μg)、次は葉酸(50%:120μg)、そして、ビタミンC(37%:37mg)、ビタミンA(31.43%:220μg)、ビタミンE(23.33%:1.4mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆11%
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ワケギ


分葱が冬の野菜として知られるようになったのは、江戸時代からで、もともと五世紀頃に日本へ伝わったと考えられています。当時、冬葱(ふゆぎ)の名称で呼ばれていて、原産地をシベリア地方としています。分球型玉葱と葱の雑種と言われており、成長すると凡そ28センチ程度の丈になります。株は何本も群生して細くなっており、地下部にある鱗茎(りんけい)は黄赤褐色をしていて、形状は長卵形をしています。夏が訪れると葉は枯れて落ち、それに伴って鱗茎も休眠に至ります。その後、冬期中に葉は新しく伸長し、鱗茎は増殖して二十個近くになることもあります。調理では、酢味噌合えや吸い物の実、薬味などに葉を用います。一般には、香味野菜として用いられ、食用とされるのは、未成熟の鱗茎と共に、葉茎となります。日本での産地は広島県などで、古くから西日本の各地域において栽培されてきました。尚、関東での分葱は、ワケネギを指すこともあり、このワケネギは葉葱(はねぎ)の一品種となります。このため、しばしば混同が生じています。その他、分葱は、ひな祭りの際に、ぬたに利用されることもあり、これは、ワケギの子孫繁栄に由来するもので、その分球の数の多さから縁起物として知られています。