芋茎/ズイキ(生芋茎・生)


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生芋茎/ズイキ・生

「 生芋茎/ズイキ・生」に関して100g中の カロリーを国の基準で評価した場合、0.8%含有し、16k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる100g中の 成分は、マンガン(64%:2.24mg)、次はカリウム(19.5%:390mg)、そして、亜鉛(12.5%:1mg)、カルシウム(12.31%:80mg)、食物繊維(8.89%:1.6g)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★☆☆☆☆☆☆☆☆☆5%
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ズイキ


ずいきは、さといもの葉柄部分の名称となります。サトイモの葉柄においては、シュウ酸カルシウムによる「えぐみ」がほぼない物、または弱いもの、或いは強いものがあります。このうちズイキとして利用されるのは、えぐみが極めて弱いものか、或いは全くないものとなります。イモと葉柄ともに利用されるものには、赤芽、八つ頭、唐芋などで、通常赤茎が用いられ、濃緑色の品種は、シュウ酸カルシウムによるえぐみが強くなります。またこのえぐみは、乾燥させたり、煮て沸騰させたり、酢に漬けると消失します。葉柄が利用されるものではハスイモがあり、これは葉柄の通気孔が肥大化して太く、また緑白色をした葉柄は非常に大きいものとなっています。旬は初夏で、収穫は八月から十月にかけて行われます。サトイモ葉柄が伸びてくると採取して食用にできますが、大きく葉柄が伸びた時期が良いとされます。利用法は、和え物、煮物、汁の実、酢の物、刺身のつま、浸し物、蒸し物といったものに使われており、乾燥させたものは、長期間の保存も可能で、熱湯につけるだけで、もとに戻ります。そのため、汁の実や煮物といった調理に利用されるケースが多いとされます。尚、ズイキは一本凡そ五十グラム程度となります。
生ずいき・生