マッシュルーム

マッシュルームの概要

マッシュルームは肉質が厚く、歯ざわりよさが特徴で、西洋種のキノコのことを言います。フランスでは、シャンピニヨンと呼ばれます。マッシュルームはハラタケ科に属し、原産地はヨーロッパとなります。「つくりたけ」とも呼ばれる西洋マツタケのことで、一個が凡そ八グラム前後となります。明治の初めに日本へマッシュルームが伝わったとされ、現在、最も世界中で多く栽培されているキノコです。成長に伴って、灰色からピンク色、そして茶色から黒色へ変化していきます。美味とされるのは、黒色になった成熟したマッシュルームですが、日本において出回っているものでは、若いまっしゅるーむの方が多いとされています。品種では、ブラウン種とホワイト種があり、美味とされるのはブラウン種です。調理では、グラタンやサラダをはじめ、炒め物、スープ、シチュー、煮物など、その用途は幅広いものとなっています。旬は三月から六月にかけてと、十一月から十二月にかけてとなります。日本での産地は、千葉県や茨城県、岡山県といった地域で、海外ではアメリカをはじめ、フランス、オランダ、中国といった国々が主産国となっています。尚、まっしゅるーむには消臭作用もあると言われていて、このことから抽出エキスといったものが市場へ出回っています。こういった製品を摂取することで、口臭や体臭をあまり放たなくなるようです。その他、ホワイト種は加工品として缶詰にされるケースが多く、更に変色しやすいため、レモン汁をかけるなどして、それを防ぎます。

まっしゅるーむ/期待される効能・効果

まっしゅるーむは、キノコ類の中でもパントテン酸を多く含む方です。パントテン酸は、脂質代謝に必要な成分で、他にも皮膚や粘膜を健康に保ち、免疫力亢進、抗ストレス、善玉コレステロールを増加させるなどに役立つと考えられています。まっしゅるーむの旨味成分はグルタミン酸になります。