ササゲ

ササゲの概要

日本へは中国から平安時代に渡来したものと考えられており、ササゲは大角豆(だいかくまめ)と言われていたそうです。原産地はカスピ海やインド、アフリカ熱帯地域など色々言われていますが、ハッキリとしたことは分かっていません。完熟種子を食用にする場合と野菜用として若さやを食用にする場合があります。種子は赤色のものが多いとされますが、他にも白や黒、赤茶のものがあります。仲間となる種類ではササゲの他、十六ささげやハタササゲがあります。ササゲは、飼料及び肥料といった形でも用いられていますが、食用とする場合、ぜんざいや赤飯などに使われます。これは煮崩れしにくい特徴があるためです。十六ササゲは三尺ササゲなどの品種もあり、野菜用として若サヤを食用にしています。ハタささげは日本の九州でも栽培されており、種子を食用にしています。

ササゲ/期待される効能・効果

皮膚や粘膜を守ったり、貧血や便秘、脳の働きを保つのを改善する作用があると言われています。また、癌の発生を抑えたり、動脈硬化や糖尿病の予防にも有用とされます。含有される成分では食物繊維やコリン、カリウム、ビタミンB1などがあります。食物繊維は癌や糖尿病、動脈硬化の予防に役立つと言われており、これは腸管において有害物質や糖質、コレステロールの吸収を阻害する作用があると考えられているためです。また、腸内で善玉菌の繁殖を活発化させ、排便量を増加させる作用もあると言われています。コリンはレシチン生成の材料であり、レシチンは細胞膜を作るのに必要な成分です。コリンそのものには記憶力を高める作用があると言われており、老人性認知症を予防するのに有用とされます。神経伝達物質の前駆体であり、脳内のコリン量を増加させると考えられています。その他、脂肪肝や高血圧、動脈硬化の予防にも役立つと言われています。カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄促進するため、高血圧の予防に有用とされます。ビタミンB1は糖質代謝に関与していることから疲労回復に役立つと言われています。