タピオカの概要
タピオカは、日本ではあまり身近な食材ではありませんが、ブラジルやアフリカ、東南アジアの国々ではよく使われている食材の一つです。原産地は南米と言われていますが、世界の熱帯地域に普及させたのはポルトガル人とされます。国内ではタピオカパールと呼ばれる粒状のものが知られていますが、現在では色のあるものや形の大きくなったものが流通しています。栽培の多くは東南アジアの熱帯地域で行われており、キャッサバと呼ばれる低木の根からとられるデンプンがこのタピオカと呼ばれるものになります。ただ、毒をもっているため、それを取り除く処理も行われます。タピオカパールは粒状にしたものへ水分を含有させ、外部の壁を凝固させたものです。国内ではデザートの際に使われる食材として注目されています。日本へ普及したのはアジア系スイーツの人気によるもので、通常たぴおかといえばこの粒状の食材と捉えられがちです。
たぴおか/期待される効能・効果
主にエネルギー源としての利用となります。含有される成分では炭水化物や脂質、蛋白質、カルシウム、カリウムなどがあります。炭水化物や脂質はエネルギー源として活用されます。カルシウムは骨を丈夫にしたり、イライラ感を解消する働きがあると言われています。カリウムは余分なナトリウムを体外へ排泄促進し、高血圧の予防に役立つと言われています。