豆腐竹輪/とうふちくわ

豆腐竹輪/とうふちくわの概要

とうふちくわは鳥取で知られる特産品で、製造され出したのは明治の初め頃と考えられています。作り方は魚肉のすり身と水切り処理した豆腐を1対2の比率で混ぜ合わせ、これをすりつぶします。そして竹輪に見立てて金串へ竹輪状に巻き付けて仕上げます。商品化されるのはこれを焼いたり蒸したりしたものです。

とうふちくわ/期待される効能・効果

蒸した場合、モリブデンやセレン、ヨウ素、クロムなどのミネラル、タンパク質やB12などが目立ちます。焼いた場合、タンパク質、B12、ナトリウム、マグネシウム、鉄、銅などが目立ちます。タンパク質は筋肉や内臓など体組成になる他、ホルモンや酵素、血液、神経伝達物質、免疫などの構成要素にもなります。ビタミンB12はDNA合成や糖質、脂質分解に関わっている他、神経作用の正常化やヘモグロビン合成にも関与しています。ナトリウムは細胞外液の浸透圧を維持したり、神経や筋肉細胞の活動に関わりますが、どちらかと言えばとかく過剰症が問題となります。マグネシウムは骨の構成要素となるもので、鉄はヘモグロビンを作り出すのに必要です。銅は骨髄でのヘモグロビン合成や鉄の吸収を促します。モリブデンは鉄の利用効率を高め、セレンには抗酸化作用が期待されています。ヨウ素は成長期で発育、成人では基礎代謝を促します。クロムはインスリン作用の正常化に働き、糖質やコレステロール、タンパク質などの代謝に関与しています。