大根/ダイコン

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ダイコンの原産地は明確にされていませんが、パレスチナ地方ではないかと言われています。アブラナ科に属し、通常二年生となります。ダイコンの栽培種は、地中海東部が原点と考えられていて、現在では漬物や切干大根(きりぼしだいこん)、ふろしき、なます、だいこんおろしといった使い方をされ、周年を通して親しまれています。古くは、ピラミッド建設に従事する労働者に、ニンニクや玉葱と共にダイコンも与えていたそうです。凡そ二千五百年前の記録では、その支給した費用までが記されていたとされます。大別すると二十日大根(はつかだいこん)、小、華北、華南、黒大根に分けられます。このうち、サラダには不向きとされ、米食に合う、漬物や煮物といったものに利用される多汁質のダイコンが華南大根で、古くから日本でも栽培されていたと言われています。尚、ラディッシュはアメリカにおいては、球状から細長い形をした二十日大根のことを言います。

ダイコン/期待される効能・効果

だいこんおろし独特の辛味は、イソチオシアネート類で含硫化合物の一種です。辛味成分は食欲増進や消化促進などで知られていますが、抗菌性、抗酸化性にも注目を集めています。また、アブラナ科の野菜には抗ガン性があるとされ、同じくダイコンにも抗ガン性が期待されています。だいこんは、そのほとんどが水分で特に栄養価が高いわけではないのですが、葉には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。