牛蒡/ゴボウ

ゴボウの概要

ごぼうはヨーロッパ原産ですが、日本で改良されてきた歴史があり、野菜としてゴボウを使っている国は、日本だけと言われています。キク科に分類され、淡紫色で薊(あざみ)に良く似た花をニ、三年で咲かせます。もともと、中国から薬用として日本へ伝わってきたきた経緯があり、後に日本でゴボウが野菜化されました。ゴボウの品種では、滝野川牛蒡(たきのがわごぼう)、堀川牛蒡(ほりかわごぼう)、大浦牛蒡(おおうらごぼう)といったものがあります。この内広く普及しているのが、細長い滝野川牛蒡で、堀川牛蒡は、京料理で古くから利用されています。日本人にとっては、ゴボウの歯切れのよさと芳香に定評があり、調理では揚げ物、汁の実、煮しめ、きんぴら、柳川鍋といったものに利用されています。

ゴボウ/期待される効能・効果

ゴボウには、食物繊維が豊富に含まれており、水溶性、脂溶性ともに多いのが特徴です。水溶性の食物繊維には、その粘りによって腸内の物質を包み込む性質があります。このことから、腸内においてコレステロール、糖質、ナトリウムなどの吸収も阻害すると考えられており、コレステロール値の調整作用、糖尿病の予防、高血圧症状の改善などに役立つと言われています。更に、整腸作用にも期待できます。またゴボウには、アク成分があり、これはポリフェノールが主成分で、抗酸化作用があるとされています。そのため、ガンや老化の予防に期待できます。その他、ごぼうにはカリウム、マグネシウム、リン、銅、亜鉛なども多く含まれています。