牛蒡/ゴボウ(根・生)

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牛蒡/ゴボウ・根・生

「 牛蒡/ゴボウ・根・生」に関して1本約150g中の カロリーを国の基準で評価した場合、4.88%含有し、97.5k カロリーです。食品の 栄養価としてこの基準に対し、最も多い値で含まれる1本約150g中の 成分は、食物繊維(47.5%:8.55g)、次は葉酸(42.5%:102μg)、そして、(39.38%:0.315mg)、マグネシウム(27.93%:81mg)、カリウム(24%:480mg)、となります。また、耐容上限量が定められた 成分の過剰はありません。
成分バランス達成率 ★★☆☆☆☆☆☆☆☆11%
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ゴボウ


牛蒡はキク科牛蒡属に分類され、本来日本には自生しておらず、ヨーロッパや中国、シベリア、アメリカなどで野生しています。ただ、牛蒡を野菜として用いているのは日本のみとなっています。日本では江戸時代より品種分化が行われ、日本独特の野菜として発達してきました。本草和名などの古書に記録が残されており、日本へは十世紀以前から中国より伝わったと言われています。大きな心臓形をした葉を持ち、白い綿毛を葉裏に密生させています。凡そ一メートル以上の草丈となり、赤紫色の花を八月頃につけます。日本での産地は、茨城県や千葉県となっており、他には埼玉県、栃木県、群馬県などでも生産されています。利用法は、アクを抜いてからきんぴらゴボウ、サラダ、たたきゴボウなどに使われており、その他、鍋物や煮物、天ぷらなどにも用いられています。尚、品種では滝野川群と言われる長根種が多く生産されており、他には百日尺と言われる極早生、越前白茎と言われる早世のものがあります。滝野川はもともと京都北区滝野川において生産されていた長根種で、一メートルに及ぶ根を持っています。また、この滝野川から改良された品種では、東京の渡辺早生や中の宮、埼玉の山田早生や新倉、茨城の阿見、長野の常盤といったものがあります。