隼人瓜/ハヤトウリ

隼人瓜/ハヤトウリの概要

ハヤトウリは薩摩隼人にちなんでおり、このため隼人瓜と呼ばれるようになりました。果皮が白色と緑色のものがありますが、質は白色の方がよいとされます。隼人瓜は、ウリ科に属し、重さ二百八十グラム程度で、長さは十三センチほどの、洋ナシに良く似た形をしています。内部には一つだけ種があり、果皮は緑色種と白色種があります。このうち一般には白色種で小型の隼人瓜の生産が多いと言われています。味はあっさりしていて、アクはなく、冬瓜のそれに似ていると言われます。果皮が硬いため、その果肉も歯ごたえのあるものとなっています。原産地は、熱帯アメリカなどで、1917年に日本の鹿児島県にアメリカから隼人瓜が渡来しました。調理では、汁の実や酢の物、サラダ、炒め物といったものに利用され、一般にはその硬い肉質から奈良漬けや味噌漬けなどに使われることが多いそうです。

ハヤトウリ/期待される効能・効果

ハヤトウリの栄養価は低いとされ、カリウムとパントテン酸をやや多めに含んでいるぐらいです。カリウムは、体内の余分とされるナトリウムを排泄する働きがあるとされていて、必要とされる塩分と不必要とされる塩分の量を調節すると言われています。このことから、高血圧に対して、その血圧を低下させると考えられています。また、筋肉や心臓の働きを調節したり、細胞内液の浸透圧が一定比率で維持できるようにコントロールするとも言われています。パントテン酸は、熱やアルカリ、酸といったものに弱く、脂質代謝に必要な成分となっています。また、タンパク質や炭水化物の代謝にも関わっていて、不足すると成長が停止したり、眩暈や副腎障害、足に焼けるような痛みを覚えたりします。