コールラビ

コールラビの概要

コールラビで柔らかくなっているものや新鮮なものは、薄めに皮を剥きます。それ以外は厚めに剥くのが一般的です。蕪(かぶ)と似たような感じで、糠味噌漬け(ぬかみそづけ)、味噌漬けといった漬物にも利用されています。ドイツ語では、キャベツのことをコールと呼び、蕪はラビと言います。キャベツの変種であり、利用部位が蕪のように肥大化したものを用いることからこのように呼ばれるようになったと推測されます。キャベツは甘藍(かんらん)とも呼ばれますが、コールラビは、球茎甘藍(きゅうけいかんらん)或いは蕪甘藍(かぶかんらん)とも呼ばれます。原産地を地中海北岸としていて、それがヨーロッパ各地へ十六世紀頃に伝播したものと思われます。日本へは、アメリカから明治以降に渡来しましたが、当時広く利用されるには至りませんでした。品種では、中国系とヨーロッパ系があり、硬い肉質を持つのが中国系です。反対に柔らかい肉質からなるコールラビは、ヨーロッパ系となります。内部は水分が豊富で甘味があるのが特徴です。その果肉も蕪とよく似て白っぽく、煮ると非常に柔らかくなります。また、ほとんどの品種では、緑白色をした葉柄と球になっていますが、中には紅紫色をしたものも存在しています。

コールラビ/期待される効能・効果

コールラビはキャベツの変種であるため、含有される成分もキャベツのそれによく似たものになっています。両者の異なる点は、キャベツにカルシウムが多く、一方、コールラビにカリウムが少し多めになっているところです。摂取量からするとキャベツの方が栄養面でも優れていると言われ、またコールラビに含有されるビタミンCやカロテンは少ないものとなっています。ただ、カリウムは体内の余分なナトリウムを排泄する働きがあることから高血圧の症状に有効と考えられています。