三つ葉/ミツバ

みつばぜりとも呼ばれ、三つの葉からなります。野生種の利用もされ、保水性のある湿った土地でよく生育します。関西では青ミツバ或いは糸ミツバと言われるものが利用され、関東では切り三つ葉や根ミツバが利用されます。水耕栽培によって青ミツバは年七回ほどの収穫が可能となっています。この青ミツバは、根株の養成は行わずに種子を播いて収穫するもので、切りミツバは、根株の養成を行って、後にそれを掘り出して軟化室で光を遮断させ、葉や葉柄を切り取って用いるものです。根ミツバは、土寄せを枯れた株に行い、そこから生えてくる葉柄や葉を軟化した後、根ごと用いるものです。切り三つ葉の収穫は十二月から三月にかけてで、根ミツバの収穫は四月頃になっています。調理では、鍋物や吸い物、お浸しなどに若い茎や葉を利用し、きんぴらや煮物には根部分を使います。尚、ホウレンソウに含有されるビタミンCやカルシウムを同じくらい含んでおり、ミツバの中で香りが高いのは青ミツバと言われています。

ミツバ/期待される効能・効果

独特の香りは、食欲を増進させたり、鎮静させるなどに役立ちます。せり科に共通する抗ガン性や白血球を増加させる因子の存在は、三つ葉にもあります。また、カロテンも多く含まれ、その抗酸化性を高めると考えられています。その他、カリウム、鉄、マグネシウム、ビタミンE、ビタミンKなども多いとされます。カリウムは、体内の余分なナトリウムを排泄してくれますので、高血圧症状の改善に期待されています。