萌やし/モヤシ

萌やし/モヤシの概要

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通常萌やしとは、豆類などの種子を人為的に暗所において発芽させた若芽を総称して言います。食用とされるのは、茎と芽で、その形状や味は種類によってさまざまなものとなります。萌やしの特性は、発芽してから成長する際、その前には含有されていなかった栄養素が、合成によって数多く作られるところにあります。代表的な品種ではアルファルファ萌やしやブラックマッペ萌やし、大豆萌やし(だいずモヤシ)、緑豆萌やし(りょくとうモヤシ)といったものがあります。スプラウトは、新芽を意味していて、モヤシをはじめ、貝割れ大根やブロッコリー、ひまわり、レッドキャベツ、マスタード、ソバといったものが市場に流通しています。これらは、種子が発芽する際、酵素や植物ホルモンといった物質が活性化します。その時、種子時代には含有されていなかったはずのビタミン類やミネラル類、タンパク質といった成分を作り出します。スプラウトには、その植物が成長していく過程で、不可欠となる栄養素が豊富に含まれています。

モヤシ/期待される効能・効果

もやしには、アミノ酸であるアスパラギン酸が多く含まれていて、これがスタミナ増強につながると考えられています。アスパラギン酸は代謝を良くし、アンモニアの排泄を促す働きがあると言われています。尚、ブロッコリーのスプラウトには、通常のブロッコリーよりもスルフォラファンという成分が数十倍含有されています。このスルフォラファンという成分には、癌(がん)を予防する働きがあると考えられています。